レストボックス
レストボックスという言葉を皆さんご存知でしょうか?
東京や大阪、名古屋などの大都市圏で「レストボックス」と呼ばれる簡易ホテルが出現してきています。
レストボックスの特徴は1日単位で利用料金が支払い可能ということで、アルバイトやワーキングプア向けに作られました。
一時期ネットカフェ難民という言葉が流行りましたが、実はネットカフェというのは実際にはそれほど安くなく、実際にネットカフェに泊まっている人というのは仕事はなくても親などから援助を受けることができる人などが大半というのが実情でした。
しかしこのレストボックスの利用者は日雇いの派遣やアルバイトで生活している宿無しのフリーターです。
オーナーの方は、本当に生活に困っている人のためにということでこういったホテルを立ち上げたそうです。
レストボックスには主に二つの居住タイプがあり、デイリータイプとシェアタイプに分かれます。
デイリータイプとは、日払いで利用できるアルバイト寮のようなもので、正規職についている人は利用できず、アルバイトや派遣の人だけが利用できるということになっています。
利用料金は、大体1日1000円〜2000円程度となっており、一泊目は無料ということも多いです。
レストボックスのシェアタイプのほうは以前はやったゲストハウスと同じような仕組みで、簡単に出来るルームシェアとなります。
敷金や礼金、さらに保証人も不要で借りられるということもあり、求職中の人にとってもありがたいです。
こちらのほうはデイリータイプと異なり、1ヵ月単位での賃貸契約が必要になりますが、やはり月々の家賃の安さが魅力といったところでしょう。
またレストボックスは、ほとんどが駅から5分以内にあり、求職などでいろんな場所を回る際にも大変便利なつくりになっています。
レストボックスは少し前にあったカプセルホテルやネットカフェなどと違い、あくまで居住を目的としたものですから
基本的に入居すると一人ひとりにベッドが割り当てられます。
また共同の洗濯機や台所・シャワー・トイレも利用できますし、洗濯物も干せます。
当然飲食もOKですが、お酒とタバコは他の入居者の迷惑になるという理由で禁止されています。
まあアルバイト求職中ということで、強制的に贅沢ができなくなると考えると、そこは我慢するべきだとは思いますしね。
また女性一人だけでそういったところに泊まるのは不安だという人のために女性専用のレストボックスもあるようです。
現在は池袋にあるだけですが、新宿や上野などにも新規で立ち上げる計画はあるようなので期待しておいていいでしょう。
アルバイトや派遣などのワーキングプアの人にとって、このホテルはとてもいい尾無しかもしれません。
しかしレストボックスは、ボランティアではありません。
今はワーキングプアでも、しっかりした仕事につくまでの生活を助ける代わりに代価をいただくというれっきとしたビジネスです。
いつまでもレストボックスに甘えず、正規の仕事に就けるよう頑張らなくてはいけませんね。